記事を読んで頂きありがとうございます
私は渋谷と白金台でフリーの美容師として活動している市原 渉と申します
本業は美容師で、それとは別にスタイリングをレクチャーする講師活動もさせて頂いておりまして、乾かし方、ブローの仕方、アイロンの使い方を受講者さんの髪質などに合わせてマンツーでレクチャーさせてもらっていたり、結婚相談所の会員さん向けのヘアケアアドバイス、ヘアスタイリングアドバイスなどオンラインでさせてもらっています。
そのレッスンの復習を目的に綴っている内容ですが
第一回目なので、そもそも論のお話です
今後は実践的な内容も更新していきます
このブログがキッカケで悩みが解決したり、自分で上手くスタイリングできる方が増えたら幸いです
では本題へ
スタイリングを上手くできる人と出来ない人の違いとは?

本業でご新規のお客様にスタイリングについて、お悩みはないかお伺いすると、90%以上の確率で自分では上手くできない、教えてもらっても自宅では再現できない
というお言葉を聞く事が多いです。
勿論、ご謙遜なさっているというのもおありでしょうが、恐らく満足行くレベルでは出来ていないといったところが伺えます
しかし美容師も当然、お客様には自分の仕上げたスタイルを上手く再現してほしいと考えているので、難しくならないようにシンプルで簡単に出来るような情報をお伝えしているんです
が、ここが難しいのですが
美容師は「伝えている」が、お客様は「自分じゃできない」
双方でズレが生じています
なぜズレが生じているのか
それは・・・・・
お客様の「スタイリング力」を把握出来ていないから
なのではないかなと思うわけです
※あくまでも個人的な見解です、そうで無い美容師も沢山いらっしゃるのは承知の上でのお話ですので悪しからず
レッスンに参加される受講者様にもヒアリングしていると
美容師さんにこういう風に乾かすようにって言われた、こういう風に巻いてねって言われた、〇〇な感じで仕上げてねって言われたetc….

それ、このお客様が本当に自分で出来る内容ですか?
って思うことがあります
加えて、美容師さんたちは簡単そうに言うけど私にはすごく難しい・・・
簡単にできますよー(笑)って言われたけど、全然出来ない・・・
これが受講者さんの声
毛先ねじるくらい、毛先ワンカールくらい、前髪ゆるめに巻くくらい・・・
細かく説明しなくてもできるでしょ
って思ってる美容師さん結構多いんじゃ無いかな?と
このズレが結果的に美容室あるあるの
「お店でやってもらうとすごい良い感じだけど、自分でやると・・・なかなか上手くいかないのよねー」
ってやつなんじゃないかなって思う訳です
僕の主観では、世の中の多くの女性はそんなにうまくスタイリング出来無いと思っています
でも必死に動画見たり、ファッション誌のヘア特集見たり、いつもこなれた感じにスタイリングしている人を見て、ああ私はきっと不器用なんだ・・と自己嫌悪に陥っている方、結構多いと思うんですよね
で、今度は逆の女性たちの
スタイリングが上手く出来る人
このタイプの女性は大きく分けて2通りかなと
- ①様々な失敗にめげずに凄い熱意で掴み取った努力タイプ(特に髪質に難ありの猫っ毛、クセ毛、ボリューム出ない、ボリューム出すぎ等の方に多い傾向がある気がします)
- ②センスの塊、器用とか不器用以前に感覚的にこんな感じかな?あ、出来たー♪みたいな方(たまにいますよね美容師ですら焦っちゃうくらい上手い人、これは器用だけでは出来ないです、センスないと可愛くならないですから)
なんなら自分でやって貰ったほうが可愛かったりするくらい(笑)
これらの人たちは、本気で上手いです
努力の鬼のような方と自然に備わっているセンスでバランス感覚が良い方
特に②の人は理屈では説明できないです・・・笑
だからと言って、それ以外の女性は皆不器用なのか?
そうでは無いです
努力のベクトルをどこに向けて進んでいけばいいのか?
分からない方が多いのでです
そもそも論ですが、スタイリングやヘアケアって親からも学校でも習わないんですよね
なので言ったら、世の中みんな我流
だからみんな必死に調べるんです、動画とかネットの記事や雑誌の情報を
で、その調べた内容鵜呑みにするじゃないですか
やってみたけどやっぱり上手くいかない・・・
当然です

あなたの髪質と違う人のやり方をマネしても上手くいくはずがない
ぶっちゃけ、髪質良い人ってちょこっと巻くだけでなんとなく良い感じになるんです・・・いい感じの空気感とか柔らかい質感出るんです・・・
だから動画とか観ていると簡単そうに見えるんです・・・
で、参考にして実践するも・・・上手くいかないからまとめサイトとかいろんな雑誌のヘア特集とかから情報を収集するようになる
実践するもなかなか上手くいかない
この堂々巡りなような気がします
このせいで、知識は豊富なのですが情報量過多の女性も時々見受けられます・・・(でも髪は綺麗じゃない・・・)
いわゆる頭でっかちで知識はあるけど、自分自身に対しては何も落とし込めていない。
情報過多の弊害です
特に気をつけて欲しいのが端的に書かれている情報
特集とかで事細かに載っているならまだしも、ヘアスタイル特集のついでに載ってることとかは特に気をつけて欲しいです(全ての情報がそういう訳ではないですよ)
あれらの多くがキャッチーな表現で引き付けられやすいですが・・・
前後が無さすぎるので大前提をすっ飛ばしているんですよね
効果だけ書いてあって、実際の生活に基づいて書かれていない
〇〇をつけると『キューティクルを整えてくれます♪』みたいなやつとか(モノに頼るようになり本質から掛け離れた思考になってしまう良くない表現です)
こうしないと『髪がボロボロになりますよ・・・』みたいな脅し文句が添えてあっりとか(不安を煽る良くないやり方です)
1例ですが、ファッション誌のヘアページに載っていた『ドライヤーは上から下に向けて乾かすべし!』みたいな表現で
でもね、実際にそんな乾かし方していたら・・・・
何十分もドライヤーをかけなくてはならないんです
ある程度はザックリドライしてからじゃないと腕は疲れるし
うしろの内側全然乾かないじゃないか!!!
って思いました・・・
前後がないことでかえって不親切なんですよね
真面目な方は真に受けるんです
真面目だから実践するんです
受講者様をカウンセリングした際に
タオルドライして、一生懸命に上からドライヤーかけていたんですって
でもやっぱり内側とかなかなか乾かないから、半乾きのまま断念したり
気合いを入れて、途中で断念せずに頑張って上からだけで乾かし終えたり(完全に表面だけ過剰に乾いてしまうオーバードライ状態)
結果、表面だけ傷んでしまった・・・っていう
まだまだ、これだけじゃないですけど、長くなるので割愛しますが
そんな真面目な受講者さん達たくさん見てきました
みなさん真面目だから一生懸命調べるし実践もする
でもやっぱり上手くいかない・・・
どうしたら良いかわからなくなりますよね
なので・・・
必ず指針は明確にするべき
自分の髪質だったらどんな乾かし方で、どんなアイロン(コテ)で、どれくらいの幅で、ブロッキングはするのかしないのか、どれくらいの位置まで巻き込んで、テンションはどれくらいかけていいのか、もしくはダメなのか、ヘアケア製品、スタイリング剤はどんなものを使ったらいいのか?
細かいこと言い出したらきりないけど、ざっと挙げてもこれくらい
最低でもこれくらいは把握した上で、練習を重ねないと上手くはなれないですよね
でもこれらを把握した上で練習すれば、出来るようになるまでの最短距離は2週間くらいだと思っています
頑張る先が明確でゴールが見えていれば人は頑張れるし、頑張った努力が手に取るように実感できるから楽しくなるし、楽しくなるから続けられる
そして、ゴールすると新たな目標も見えてきますし(もっと良くなりたいって思う人もいますよね)
それらのサイクルが大体2週間くらいで完結するイメージです
※勿論個人差はあります
結論として
- 上手い人は天性のものを持っている人か、血の滲むような努力をしてきた人
- 上手くできない人は、不器用なわけではなく、努力の方向が分からないだけ、頑張り方がわかればだいたい皆さん上手くいく
これまで1000人以上の受講者さん見てきて思った感想です
ぜひ担当の美容師さんに教えて貰ってください
自分が思っているほど、不器用じゃないですから諦めずに頑張ってください!

あとがき
ちなみに・・・
偉そうなこと言ってますが自分も今まで紆余曲折で、お客様のスタイリングについては悩んでいる時期もありました
というか今でも悩みは絶えませんし
どうしたらもっと上手く再現していただけるか、試行錯誤しています
自身の顧客の皆様は
- 努力されていて上手い
- 髪質が良くて何もしなくてもまとまる(一応そのような施術を心かけています汗)
- 何度も通っていただいている中で、少しずつ改善し、スタイリングのアドバイスを実践していただけた
と言った感じで、割とお客様のポテンシャルに助けていただいているところも多く・・・
まだまだ勉強中ですし一生勉強ですから
ですが、外で学んできたことを顧客の皆様や、スタイリング講座の受講者様に還元できるよう、邁進中です
今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致しますm(__)m
不定期ですが実践内容やお役立ち情報も更新していきます
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