シャンプートリートメントしてヘアオイルつけて、ヘアケアしているのにそれでも静電気が起きてしまう。
そんな相談をお受けすることがありますが、この記事を読んでくださっている方の中にも同じような経験をなさった方もいるのではないでしょうか?
ヘアオイルだけだと静電気が起こることがあるのは、いくつかの要因が組み合わさるからです。ヘアオイルは確かに髪の保湿や摩擦軽減に役立ちますが、それだけでは静電気を完全に防ぐことは難しい場合があります。主な理由を以下に説明します。
1. 油分と水分のバランスの偏り:
- ヘアオイルの主な役割: ヘアオイルは主に油分を補給し、髪の表面をコーティングすることで水分蒸発を防ぎ、摩擦を軽減する効果があります。
- 静電気発生のメカニズム: 静電気は、物質同士が摩擦することで電子が移動し、電荷の偏りが生じることで発生します。乾燥した髪は水分が不足しているため、電気を通しにくく、摩擦によって静電気が発生しやすくなります。
- ヘアオイルだけでは水分不足: ヘアオイルは油分を補給しますが、直接的に水分を与えるわけではありません。そのため、髪の内部の水分が不足したままでは、摩擦による静電気の発生を防ぎきれません。
2. 油分の種類と量:
- オイルの種類: ヘアオイルには様々な種類があり、植物性オイル、鉱物性オイル、シリコンオイルなどがあります。オイルの種類によっては、髪への吸着性や浸透性が異なり、静電気防止効果も変わることがあります。
- オイルの量: オイルの量が少なすぎると、髪全体を十分にコーティングできず、静電気防止効果が十分に発揮されません。逆に、多すぎるとベタつきや重さを感じることがあり、スタイリングの妨げになることもあります。
3. 髪の状態:
- ダメージヘア: カラーリングやパーマなどでダメージを受けた髪は、キューティクルが剥がれて水分が失われやすいため、静電気も発生しやすくなります。
- 乾燥した髪質: もともと乾燥しやすい髪質の方は、ヘアオイルだけでは保湿が足りず、静電気が起こりやすい傾向にあります。
4. 環境要因:
- 乾燥した空気: 冬場など空気が乾燥している季節は、特に静電気が発生しやすい環境です。
- 衣類の素材: 化学繊維の服は静電気を帯びやすく、髪との摩擦で静電気を発生させやすくなります。
効果的な対策:
ヘアオイルだけでなく、以下の対策を組み合わせることで、より効果的に静電気を抑えることができます。
- 保湿を重視したヘアケア: ヘアオイルだけでなく、保湿効果の高いトリートメントやヘアマスクを使用し、髪の内部から潤いを補給しましょう。洗い流さないトリートメントも有効です。
- 静電気防止スプレー: 静電気防止成分配合のスプレーを併用することで、髪の表面の電荷の偏りを抑えることができます。
- 加湿: 水分保持効果のあるヘアケアアイテムや乾かし過ぎないようなドライヤーのかけ方を工夫するなどして、髪の乾燥を防ぎましょう。
- ブラッシングの工夫: 天然素材のブラシを使用し、優しくブラッシングしましょう。
- 衣服の素材: 化学繊維の服は避け、綿やシルクなどの天然素材の服を選びましょう。
結論:
ヘアオイルは髪の保湿と摩擦軽減に役立ちますが、それだけでは静電気を完全に防ぐことは難しい場合があります。髪の状態や環境要因を考慮し、水分と油分のバランスを整え、静電気防止アイテムを併用するなど、総合的な対策を講じることで、静電気を効果的に抑えることができます。
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